滑るフローリングに注意

ワンちゃん・ネコちゃんコラム

2014.07.15 更新

滑るフローリングに注意


現在室内で生活するワンちゃん、ネコちゃんが増え、それとともに関節に関する傷病が増えてきています。本来は走る時には爪を利用して走ります。ですが、フローリングでは爪が床に引っ掛からない為、滑って転んでしまったり、滑った時に足の変な所に力がかかってしまい関節や骨を傷めています。加齢で肉球から湿度が失われるようになると更に滑りやすくなり、関節への負担が増加します。

トイプードル

フローリングの床滑りが原因となる病気には

・膝蓋骨脱臼(パテラ)
 「膝蓋骨」とは、膝を伸ばしたり曲げたりするときに動く靭帯を、ずれないようにしている骨の事です。 この骨が脱臼してしまうと、靭帯もうまく動かせなくなり、その部分の関節を動かすことができなくなってしまいます。 膝蓋骨脱臼では痛みがほとんどないそうで、動くのを嫌がったり、元気がなくなったような状態になります。 散歩などで、足がつったように歩いたり、スキップのような歩き方をした場合は膝蓋骨脱臼の疑いも考えられるそうです。
なりやすい犬・・・トイ・プードル、チワワ、ポメラニアン、ヨークシャー・テリア等
なりやすい猫・・・アビシニアン、バーミーズ等

・椎間板ヘルニア
椎間板の老化により、弾力性を失い、椎間板内部の髄核が脊椎内に突き出して神経を圧迫し、椎間板の圧迫を受けた場所のみが炎症を起こす病気。 進行性脊髄軟化症が発症すると炎症がどんどんと広がってしまい、下半身だけだった麻痺が前足、首へと進行し、最終的には脳にまで達し、死亡してしまいます。
なりやすい犬・・・ダックスフンド、コッカースパニエル、ペキニーズ、柴犬、ビーグル、プードル、ヨークシャー・テリアほか
なりやすい猫・・・肥満の子、クル病の子

・股関節形成不全
股関節が緩み、炎症により痛みが伴う病気。
なりやすい犬・・・ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリーバー、ボーダー・コリーなど

ゴールデンレトリバー

一番よい床材は無垢材(合板や集成材ではなく、使用する形状で丸太から切り出した木材。一本の原木から角材や板を直接必要な寸法に切り出したものの事)だそうです。
複層合板のフローリングを選ぶなら、ペット用防滑性能表記のあるものもいいそうですよ。
そして避けたいのが、キズ防止のハードコーティングが施されたフローリングや、硬い質感のフローリング。ただ、通常、施工されている一般的なフローリングであれば全面的にリフォームせずとも、カーペットや、クッションフロア、コルクマット等を敷くだけでも、負担を軽減することはできるそうです。

予防できる事はしっかりと予防して快適な暮らしをさせてあげたいですね。


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