猫のブラッシング

ワンちゃん・ネコちゃんコラム

2017.12.12 更新

猫のブラッシング

猫のブラッシング

■猫のブラッシング、してますか?

猫は本来、グルーミングといって自分自身で体を舐めることによって清潔にし、かつ周囲に匂いが発散しないようにお手入れをする本能が備わっています。
ですが、季節の変わり目などで毛が生え変わる換毛期のグルーミングには要注意!
グルーミングをすることにより、大量の毛を飲み込んでしまうからです。こういったことを防ぐ為にも、飼い主さんによるブラッシングが必要になってくるのです。

猫 毛づくろい

○飲み込んだ毛を吐き出せない「毛球症」

猫を飼っている方でしたら、ヘアボールという言葉をご存知ではないでしょうか。
猫はグルーミングなどで飲み込んでしまった自身の毛を、自ら毛のかたまりにして吐き出すことがあります。この毛のかたまりのことをヘアボールといいますが、このヘアボールをうまく吐き出せないと「毛球症」という病気になり、場合によっては開腹手術が必要な事態に陥ってしまうことも。こういった事態を避けるためにも、飼い主さんによるブラッシングが重要になります。

○身体の異常にも気付くことも

飼い主さんが猫の身体をブラッシングすることにより、猫の身体を直接触りチェックすることができます。こうすることで猫の身体のどこかに異変が起きていないかどうかを知ることができ、万が一何かあった場合にも早期発見・早期治療につなげることができるのです。

猫 あくび

■正しいブラッシングの手順

ブラッシングが苦手な猫もいるかと思いますので、その場合にはまずは3分程度ブラッシングすることから始めてみましょう。嫌がる猫に無理やりブラッシングすると、次からブラシを見るだけで逃げられてしまいます。そうならないようにまずは猫のご機嫌を見てから、嫌がらない範囲で始めていくことが大切です。

長毛の猫の毛は大変絡まりやすく、無理にブラシを入れると痛がってしまいます。まずは目の粗いブラシで軽く被毛をとかし、ブラシが通るようになったら短毛種と同様にブラッシングしていきます。
この時、頭の後ろからブラッシングを始めると比較的嫌がらないようです。嫌がらないようでしたら頭の後ろから首の後ろ、首の周り、そして背中〜腰から尻尾へと徐々にブラシをかけていきます。お腹部分は嫌がる猫も多いので、一番最後に行います。大丈夫な様でしたら猫を仰向けにし、ひざの上に乗せてブラッシングするとやりやすいでしょう。何処の箇所をブラッシングする際も、毛の流れに沿ってブラシをかけていくことが大事です。そうすれば毛も絡みづらく、スムーズにブラッシングすることができます。

猫 チンチラ

○ノミを見つけたら

ブラッシングをしていると、時折ノミを見つけることがあります。
こういった時にはすぐに潰さず、ガムテープに貼り付けて処分するか、洗剤を数滴ほど垂らした熱湯にブラシをつけて殺虫します。これは雌のノミの体内には卵が入っていることがあり、潰すとこの卵が再び猫の身体に付着して孵化してしまうことを防ぐ為です。
ノミを見つけたら上記のように処分し、ノミ・ダニ駆除剤を使用することをお勧めします。ノミ・ダニ駆除剤についてはお店でも市販されていますし、心配な時には動物病院で診察した上で処方してもらうこともできます。いずれにせよ放っておけば増えていってしまいますので、速やかに処置するようにしましょう。

■猫用ブラシの種類

・獣毛ブラシ・・・最も基本となるブラシ。長毛種にはハードタイプ、短毛種にはソフトタイプ、静電気や切れ毛が起きづらい豚毛がお勧めです。

・コーム・・・長毛種の毛玉をほぐすのに便利ですが、短毛種のブラッシングにも使えます。先端の丸いものを選ぶようにしましょう。粗目と細目、両方使えるものが便利です。

・ラバーブラシ、ミトン・・・短毛種にお勧め。マッサージ効果も期待できます。

・スリッカーブラシ、ピンブラシ・・・長毛種にお勧め。毛の絡んだ部分をほぐすことができます。毛玉が少ない場合には毛が切れにくいピンブラシを使うようにしましょう。

猫ブラッシング

■まとめ

ブラシには様々な種類がありますが、まずは獣毛ブラシとコームだけでも十分です。また人間用のブラシは目の作りや素材など、猫用のものとはまったく違います。使い方によっては猫の毛や皮膚を傷つけてしまいますので、人間用のブラシで代用するのはNGです。ペットショップやペット用品店などできちんとしたものを購入するようにしましょう。


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