猫のワクチン接種

ワンちゃん・ネコちゃんコラム

2017.03.23 更新

猫のワクチン接種

猫のワクチン接種

■猫のワクチン、知っていますか?
年に一度のワクチン接種というとどうしても犬のイメージが強いかもしれませんが、実は猫にも同様のワクチンがあります。
なぜワクチンを接種するのか?副作用は?など、猫のワクチンについて詳しくご紹介します。

 

■なぜ必要?猫のワクチン
意外と知られていませんが、猫には伝染病が多くあります。この伝染病のほとんどがワクチンを接種して予防する以外に有効な対策がないと言われており、また子猫や高齢猫など体力や免疫力の低い猫ほど重症化しやすく、時に命をも奪いかねません。
また伝染病に感染した猫は、同時に自身が病気の感染源にもなり、他の猫たちへの病気を広げてしまう元にもなってしまいます。こういったことを防ぎ、さらに自身の身を病気から守る為にも年に1度のワクチン接種が必要とされています。

猫 仲良し

○動物病院への入院、ペットホテル宿泊時には接種が必要
何かの際に動物病院に入院したり、飼い主さんの事情によりペットホテルなどに猫を預けるほとんどの場合、ワクチンを接種した際に動物病院が発行してくれる接種証明書が必要になります。これはペットホテルでしたら宿泊前、あるいは病院でしたら入院時に接種することでクリアできますが、ワクチン接種は基本的に健康な猫に接種することが勧められています。万が一体調を崩して動物病院に入院しなければならなくなった時、ワクチンの接種が何らかの形で体調を崩している猫自身への負担になってしまうことも考えられます。こういったことを避けるためにも、健康なうちに接種するよう心がけましょう。

おどろく猫

○接種する際のタイミング
健康な猫であれば、1年のうちいつ接種しても構いません。初回の接種のみ、初回接種の後約1ヶ月後に追加接種を行います。こうすることで確実に免疫を作ることができます。また子猫に接種する場合には、生後2〜3ケ月以降に最初の接種を行うようにします。以降年に1回の追加接種が推奨されています。

■ワクチンの種類
予防接種が可能な猫の病気は6つあります。その組み合わせにより、幾つかの混合ワクチンがあります。

・三種混合ワクチン・・・4000円〜6000円。猫汎白血球減少症、猫ウイルス性鼻気管支炎、猫カリシウイルス感染症(数種あるうちの1種類)の3つの病気に対するワクチン。
・四種混合ワクチン・・・5000円〜7000円。上記の三種混合に猫白血病ウイルス感染症に対するワクチンが追加されている。
・五種混合ワクチン・・・5500円〜7500円。四種混合に加え、猫クラミジア感染症に対するワクチンが追加されている。
・七種混合ワクチン・・・7000円〜8000円。五種混合に加え、猫カリシウイルス感染症の2つのタイプを追加したワクチン。
・猫免疫不全ウイルス感染症の単体ワクチン・・・この猫免疫不全ウイルスは、単体でしか接種することができません。主に、上記の混合ワクチンのどれかに追加する形で接種します。

ワクチン接種

■副作用は大丈夫?
ワクチン接種での心配事といえば、やはり接種による副作用ではないでしょうか。
ワクチン接種した状態=一時的にごく軽くその伝染病に感染した状態になるので、副作用がまったくないワクチンというものはありません。ですが、健康な猫であればほとんど問題がないといわれています。一過性の食欲減退、下痢、普段より元気がなくなるなどの症状はごく一般的な副作用です。すぐに収まるようであれば問題はありません。
ですが接種後約15分〜1時間以内に起こる痙攣発作(アナフィラキシーショック)や、2〜3時間以内に起こる蕁麻疹や顔面の腫れなど(アレルギー反応)が出た場合には注意が必要です。万が一の異常があった場合にすぐに対処できる様、接種は病院が開院している午前中に行うようにし、症状が出た場合には速やかに獣医師の診察を受けられるような体制を整えておきましょう。

○接種後に気をつけること
ワクチン接種後2〜3日は激しい運動やシャンプー、交配などは避けるようにしましょう。また免疫力ができるまでに2〜3週間必要ですので、その間はできるだけ他の動物との接触は避けるようにしてください。

■まとめ
あらかじめ予防できる病気はできるだけ予防してあげたいもの。とはいえどうしても副作用の心配もつきまとうのがワクチン接種です。ワクチン接種について迷っている飼い主さんは、かかりつけの獣医師とよく相談し、猫の健康を第一に考えてワクチン接種を検討されてみてはいかがでしょうか。

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