犬 は、悲しんでいる人全てを慰めようとする

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ワンちゃん・ネコちゃんコラム

2014.12.17 更新

犬 は、悲しんでいる人全てを慰めようとする

犬 は、悲しんでいる人全てを慰めようとする

犬 は飼い主だけでなく、悲しんでいる人全てを慰めようとする習性を持っている(英研究)

犬を飼っている人なら、自分が落ち込んだ時、悲しい気分の時、犬がそれを悟り、そばに寄り添い、慰めてくれることを知っていますね。最新の研究によると、犬は自分の飼い主だけでなく、悲しんでいる人なら誰に対しても慰めようとする習性を持っていることが分かっています。犬は本能的に人間の痛みをやわらげようとするそうです

コーギー

ロンドン大学ゴールドスミス校の研究者たちは、様々な犬種18匹を、飼い主のいる部屋とまったく知らない人がいる部屋に招き入れ、部屋にいる人々に、突然悲しみながら泣いたり叫んだりするよう指示しました。
その結果3匹の犬を除いた15匹の犬は、自分が夢中になってやっていることをやめてでも人間に寄り添い、彼らに触れるという行動をとりました。それは飼い主に対しても知らない人に対しても同様の態度をとりました。。比率にすると84%と、10匹に8匹以上の割合で、犬は人を慰めるという行為をしたということになります。

                           パグ

実験を率いたジェニファー・メイヤー氏は、「これらの犬の行動は 誰かを慰めるのに抱きしめたりおもちゃを与えたりする人間の幼児(3-4歳)と同等の対応だとのこと。1.2歳の小さな子どもは、誰かが泣いていれば一緒に泣き出すが、慰めようとはしない。故に犬の行動は人間が成長するにしたがって得る、社会的な精神の成熟の現れである。」と述べています。

今回の実験において、もっとも若かった生後8カ月のイエローのラブラドールは、知らない誰かが泣くふりをするまでは自分のしっぽを追いかけるのに夢中でしたが、その人が泣き出すとすぐに反応し、その肩にやさしく前足をかけたそうです。

ラブラドール

飼い主でも他人であっても、誰かが泣くとほとんどの犬が静かに近づいて、従順に癒しを与えるような行動を示しました。犬は飼い主の要求に応えるのではなく、飼い主を含んだ人間の感情に深く同調し、悲しみを共有しようとしています。

犬が人間の感情に敏感なことは昔から知られていましたが、それを証明する為の科学的な研究はこれまでに行われていませんでした。「犬は人間の理解できる言葉を持たない為、彼らが何故人間の悲しみを理解できるのか、癒して欲しいときにそばに来てくれるのかはわかっていません。それを解明することが今後の研究課題である」と、ジェニファー・メイヤー氏は、「journal Animal Cognition」誌に書き記しています。


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